【オンラインで探究学習】『プレゼンワーク』プレゼン本番・振り返り〜八千代松陰中高

「チームで設定した探究テーマについてプレゼンする」ことをゴールに、プレゼンのコツを身につける『プレゼンワーク』の第4回目の授業が行われました。
全4回の講座の最終日は、前回に引き続き4チームがプレゼンテーションしました。

「オンラインでの発表だったからリラックスして話すことに集中できた」

最初に発表したのは「いちご」チーム。
「なぜ雲が生まれるのか?」という問いを設定した上で、雲ごとの発生の違いやどのような環境問題が起きているのかということまで探っていきました。

「知っているようで知らない雲について、知ってみたかったしそれを伝えたかった。短時間でプレゼンをつくりあげるのは大変だったけどやりきれてうれしい」と発表した感想を伝えました。

「人前で発表するのは苦手だったけど、オンラインだと画面越しなのでリラックスして話すことに集中できたと思います」。オンラインでのプレゼンだからこそスムーズにできたという声もありました。

「内進3年生」チームは、
「”どうぶつの森”が、なぜこれほど長く愛されているのか?」という探究テーマでプレゼン。

「時代の価値観の変化とともに、ゲームでできることも変化している」という仮説を立て、”どうぶつの森”のどんなところが人を惹きつけているのかをアンケートでの調査結果から分析して発表しました。

発表後、聞き手からも感想を聞きます。
「おもしろい題材に目をつけたなと思った」
「今の社会の状況にマッチしていて、トピック選びがうまいと思った」
「プレゼンのときにジェスチャーをつけていて、話し方もハキハキしていてとてもわかりやすかった」
そして、こうしたコメントから、画面越し(オンライン)でのプレゼンでは、どんな工夫があると伝わりやすいのか気づきを受け取っていました。

オンラインでの協働学習の方法を自ら探究

「学年も違うし一度も会ったことのない人たちとのチームだったので、なかなかチームで発言することもできませんでした。でも、プレゼンづくりのときのチャットから、少しずつみんなとコミュニケーションできるようになっていきました」

「最初からすぐにチームメンバーで連絡先を交換してしっかりと話し合うことができたので、ここまでやることができたと思います」

「プレゼンのときにスライドを切り替えるタイミングの練習ができなかったので、台本に印をつけて全員に共有して補ったり、いろいろと工夫することができました」

直接会ってコミュニケーションすることができない状況の中で、どうすればうまく協働できるのかを各自が探究していました。
この時期だからこそ経験できた学びを、次の学習の原動力にしようという意思が伝わってきました。